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zoom RSS *** 土佐清水で時間114ミリ! (4/13) ***

<<   作成日時 : 2015/04/14 14:47   >>

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 夜勤2日目、きのう出社してから気象庁の短期予報解説資料を見ると、冒頭に――。

   8時までの1時間に高知県で解析雨量110ミリを解析。
   前線より北側であったが、850hPa面では327K以上の暖湿気が流入していた。


 高知県は基準が高いので、キロクアメの発表はなかったですが、解析だけでなく実測でも・・・。
 下はきのう観測された3月としての1位の記録(気象庁のHPより引用)。
 高知県の土佐清水の1時間降水量は114ミリ!
 3時間降水量の216ミリは、年間を通しても1位の記録でした。
              ※ 土佐清水・10分ごとの実況値(気象庁HP)

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 午前9時の地上天気図を見ると、西日本では三陸沖の高気圧との間の気圧傾度が大きく、前線の北側では東よりの風が強く吹いていました(天気図は北海道放送のHPより引用)。
 また、この図では分かりませんが、下層の等相当温位線の集中帯でもあり、南の縁では850hPaの相当温位は324〜327Kに達していました。

 ●地上実況天気図  4月13日9時                   ●AXFE578  4月13日9時
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 エコー図は「川の防災情報」のサイトより引用したもので、同時刻の九州と四国を並べています。
 12日夜遅く〜13日未明にかけては宮崎県で強雨になったものの、東よりの暖湿気が陸地まで入りきらず、幸いにも強いエコーは海上主体。高知県西部には南からエコーがかかり、雨が強まり始めていました。

 ●レーダーエコー図  4月13日1時〜4時
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 明け方〜朝の時間帯、高知県西部には東よりの暖湿気に対応するエコーがかかり続けていましたが、これとは別に注目すべきは、宮崎県の沖合いから東進していた南北にのびるエコー。この位相は7時頃には上陸し、8時頃には高知県西部で不明瞭になっています。
 強雨の直接的要因とは言えないにしても、この位相の通過は下層風の変化に対応していたようです。

 ●レーダーエコー図  4月13日5時〜8時
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 日中帯、強いエコーは土佐湾を東進し、高知県西部の雨は峠を越えました。

 ●レーダーエコー図  4月13日9時〜12時
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 で、先ほど触れた下層風の変化を見るためのウィンドプロファイラ。
 ちょうど土佐清水にあるので、並べておきます(気象庁のHPより引用)。

 ●ウィンドプロファイラ  4月13日0時〜12時
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 どの高さを見るべきかという話はありますが、2km付近の風向に着目すると、8時頃に東から南東に変わり、それ以降は南よりに変化しています。
 先に触れた宮崎沖合いから東進してきたエコーの通過にも対応していて、強度はともかく、強雨終了の目安に使えるかもしれません。ただし、その日はいつなのか・・・。

 それより目先の気がかりは、上ではまったく言及しなかった寒冷渦。
 現在、チェジュ島付近になって、500hPaは中心付近で-30℃以下!
 この時期としてはかなり強く、落雷や突風、降雹などに要注意。
 ・・・に加え、あす(15日)夜間の北海道の降水相が今夜の悩みどころ――になりそうです。

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