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zoom RSS *** キロクアメ ヒロシマ (7/19) ***

<<   作成日時 : 2014/07/19 22:40   >>

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 前の記事で触れた「まさか」はこれ――。

 以下は、ウェザーマップの記事からの引用です。

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広島県で1時間に120ミリを超える猛烈な雨
ウェザーマップ 7月19日(土)20時8分配信

 気象庁は、広島県安芸高田市と東広島市で1時間に約120ミリの猛烈な雨が降ったとして、記録的短時間大雨情報を発表した。上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定となっていて、20日の夜にかけてほぼ全国的に注意が必要だ。

 記録的短時間大雨情報とは、その地域にとって災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量であることを知らせるために発表するもの。

 本州付近の上空には、この時期としては強い寒気が流れ込んでいて、北海道から九州の広い範囲で大気の状態が非常に不安定となっている。20日の夜にかけて、いつどこでこのような猛烈な雨が降ってもおかしくない状況だ。こまめに最新の気象情報をご確認いただきたい。

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 細かい話ですが、「広島県安芸高田市と東広島市で1時間に約120ミリの猛烈な雨が降った」というのは正確ではありません・・・というのは、キロクアメ ヒロシマの電文を見れば分かります。

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広島県記録的短時間大雨情報 第1号

平成26年7月19日19時52分 広島地方気象台発表

 19時30分広島県で記録的短時間大雨
 安芸高田市向原町付近で120ミリ以上
 東広島市豊栄付近で約120ミリ

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 分かります・・・と書いてしまいましたが、あまり分かりやすくなかったです。。
 安芸高田市と東広島の違いは、「120ミリ以上」と「約120ミリ」。
 前者は実測値で、後者は解析値なのですが、話をややこしくしているのは前者のほう。
 実測なのであれば、値を具体的に書けばよいのに・・・。
 観測地点がはっきりしているのであれば、「付近」をつけなくてもよいのに・・・。

 ちなみに、「120ミリ以上」を観測したのはアメダスではなく、国交省の雨量計でした。

画像

 18時30分から19時30分までの1時間雨量は125ミリ!
 10分29ミリが2コマ続いたのにも驚きました。

 この時のエコーを見ると、広島県中部には強いエコーが停滞していました。
 このため、10分雨量だけでなく、時間雨量も記録的なものになったわけです。

 ●レーダーエコー図     左:7月19日17時30分〜19時  右:7月19日19時30分〜21時
画像

 さらに時間を遡ると、昼過ぎに出ていた強いエコーがおさまりかけ・・・と思っていたら、15時頃から山口県で新たなエコーが現われ、強いエコー域は西側に拡大していきました。

 ●レーダーエコー図     左:7月19日13時30分〜15時  右:7月19日15時30分〜17時
画像

 このようなパターンは福岡や鹿児島など、九州でも見られました。
 風上で強い対流雲が発生し、同じようなエリアに強雨をもたらすバックビルディングのパターンで、広島県の猛烈な雨も、同様の要因だったと考えられます。
 トラフの前面だった日中は、地上付近の熱的要素もあり、十分注意していましたが、後面に入ったと思われる時間帯でこんな降り方をするとは、まったくの予想外でした。
 広島地方気象台も同様だったと思います。
 夕方に「大雨と突風及び降ひょうに関する中国地方気象情報 第1号」を発表していますが、府県単位で情報を発表したのは岡山地方気象台と鳥取地方気象台だけ。
 広島地方気象台が情報を発表したのは、キロクアメ ヒロシマの約30分後でした。

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大雨と突風及び降ひょうに関する広島県気象情報 第1号

平成26年7月19日20時23分 広島地方気象台発表

(見出し)
広島県では、19日夜のはじめ頃まで局地的に雷を伴い猛烈な雨が降るでしょう。低い土地の浸水や河川の増水に警戒してください。また、夜遅くまで土砂災害に厳重に警戒してください。19日夜のはじめ頃まで竜巻などの激しい突風に注意してください。

(本文)
 中国地方の上空約6000メートルには、この時期としては強い、氷点下9度以下の寒気が入っています。このため、大気の状態が非常に不安定となり、19日夜のはじめ頃まで局地的に雷を伴い猛烈な雨が降るでしょう。低
い土地の浸水や河川の増水に警戒してください。また、夜遅くまで土砂災害に厳重に警戒してください。
 19日夜のはじめ頃まで竜巻などの激しい突風に、20日明け方まで降ひょうや落雷に注意してください。
 発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

 現在、東広島市と安芸高田市では土砂災害警戒情報を発表しています。土砂災害に厳重に警戒してください。
 
<雨の予想>
 19日の1時間雨量は、多い所で
  南部 120ミリ
  北部 120ミリ

 20日21時までの24時間雨量は、多い所で
  南部 150ミリ
  北部 150ミリ

<防災事項> 
 土砂災害、浸水害、河川のはん濫、竜巻などの激しい突風、降ひょう、落


 今後、気象台が発表する警報、注意報、気象情報に留意してください。
 
 次の「大雨と突風及び降ひょうに関する広島県気象情報」は、19日23時頃に発表する予定です。

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 1時間雨量の予想が120ミリって・・・それは予想でなくて、実況。。
 アリバイ作りとしか思えないのですが・・・。


 ※ 画像は「川の防災情報」のサイトより引用のうえ、加工しました。

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コメント(1件)

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こんにちわ

>観測地点がはっきりしているのであれば、「付近」をつけなくてもよいのに・・・。
解析雨量値の発表形式として、「付近」や「約」を付け、気象庁アメダス値の発表形式として、「付近」や「約」を付けないといった決まりがあった記憶があります。
国土交通省の雨量計は解析雨量の算出材料として使われているけれど、気象庁管理でないから実測値が出せず、さらに解析雨量としての精度から120を超えた値をそのまま出さないという決まりもあって、記事のような情報が出るような気がしますが如何でしょうか?
sawa
2014/07/26 11:25

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