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zoom RSS *** フレ ミナミダイトウ & キロクアメ アサヒカワ (6/4) ***

<<   作成日時 : 2014/06/05 19:07   >>

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 きのう9時の速報天気図。
 東シナ海と九州西岸に低気圧があり、閉塞点からのびる寒冷前線は大東島地方を通過する直前――。

             ●地上実況天気図(6月4日9時)
画像

 というところで(?)、フレ ミナミダイトウが入電。今年初です。
 不連続線(寒冷前線)の通過時刻は9時で、速報天気図よりは若干早めな感じ。

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フレ ミナミダイトウ 
47945 04090」カゼ SカラNNWニカワリ ガスト16.8メ-トル キオン2.1ドカコウ ライウヲトモナウ=

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 電文中の通過時刻は9時ですが、風向の変化からするとさらに早い感じ。
 ガスト16.8メ-トルは不連続線通過前の南風。
 通常、ガストは通過後の西〜北風が記載されることが多いですが、今回は天気図の等圧線の間隔から類推出来るように、通過後の南よりの風のほうが明らかに強く、この記述のほうが妥当なのでしょう。

時刻 気圧 降水量 気温 平均風速 風向 最大瞬間風速 風向
7:00  1001.8  0.0   26.5   8.1  南南西  11.6  南南西
7:10  1001.4  0.5   26.4   8.3  南南西  12.8  南南西
7:20  1001.3  1.5   26.3   9.7  南南西  15.0  南南西
7:30  1001.6  0.0   26.3   9.3  南南西  16.8  南
7:40  1002.3  3.0   25.5   9.6  南南西  15.4  西南西
7:50  1002.3  1.5   24.9   8.1  南西    14.6  西南西
8:00  1002.2  0.0   25.1   6.3  西南西   9.2  西南西
8:10  1002.3  0.0   24.9   5.4  西南西   8.1  西
8:20  1002.2  0.0   24.8   5.3  西北西   9.3  北西
8:30  1002.3  -    24.9   5.6  北西    8.6  北西
8:40  1002.1  1.0   24.7   6.5  北西    9.1  北北西
8:50  1002.1  1.0   24.6   5.2  北北西   9.1  北西
9:00  1002.4  0.0   24.7   4.7  北北西   7.9  北北西
 
                  ・10分ごとの実況値(気象庁HP)

 9時のレーダーエコー図。やはり、すでに通過しているような・・・。

画像

 大東島地方付近のエコーは強いですが、かかったのは一時的。
 これに対し、宮崎や高知のエコーは長時間続き、記録的な大雨になりました。

 3日夜間は夜勤で西日本を担当。
 宮崎県内の東九州道は予想より早く、通行止め基準値に達しました。

 ●レーダーエコー図     左:6月3日17時〜20時   右:6月3日21時〜24時
画像

 ●レーダーエコー図     左:6月4日1時〜4時   右:6月4日5時〜8時
画像

 「宮崎の強雨は朝までがピーク」ということで引き継ぎましたが、宮崎北部〜大分南部は昼前も予想以上の強度。低気圧の動きが遅く、東から暖湿気が強く入る状態が長く続いたためです。

 ●レーダーエコー図     左:6月4日9時〜12時   右:6月4日13時〜16時
画像

 さらに、夕方は熊本・鹿児島・宮崎県境で対流雲が発生・発達。
 地上風の収束+寒冷渦の影響で、雲が発達したと考えられます。

 ●レーダーエコー図     左:6月4日17時〜20時   右:6月4日21時〜24時
画像
画像
 レーダーエコー図は九州だけを示しましたが、東からの暖湿気
による強雨エリアは高知県西部に移り・・・ということで、きのうは
多くの地点で6月の極値を更新しました。
 このうち、加久藤の1時間降水量・古江の48時間降水量・中村
の日降水量は年間を通して、観測史上1位の記録を更新してい
ます(赤で囲んだ箇所)。
 24・48・72時間降水量、日降水量はこれまでの記録の1.5〜
2倍に達している地点もあり、強雨が長時間続いたことを示して
います。低気圧の動きが遅く、同じようなエリアに同じような向き
から湿った空気が入り続けたからです。

 時間降水量は強い所で90ミリ近くに達していましたが、キロク
アメ
は発表されませんでした。宮崎・高知は閾値が高いので・・・
と思っていたら、キロクアメ アサヒカワが発表されていました。

 全国を通して、今年初。かなり意表をつく展開ではあります。

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上川地方記録的短時間大雨情報 第1号
平成26年6月4日14時19分 旭川地方気象台発表

 14時北海道で記録的短時間大雨
 上川町南部付近で約90ミリ

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 確かに、上川・網走の境界付近には強いエコーがあり、ほとんど動いていません。
 小規模とはいえ、局地的には猛烈な雨が降っていたと思われます。
 ただ、これが発表され、あれが発表されないというのは、理不尽というか不条理というか、そんな気がしないでもありません。。

 ●レーダーエコー図     6月4日13時〜16時

 9時とあまり変わり映えしませんが、一応15時の地上天気図。
 おととい(3日)は北海道にとって南高北低の気圧配置でしたが、きのうは高気圧と高気圧の間。

             ●地上実況天気図(6月4日15時)
画像

 「北海道の記録的な高温」という意味で、ざっくりとはおとといときのうで変わりませんが、気圧配置の変化に伴い、気温・風の分布は大きく異なっています。
 もっとも異なるのはオホーツク海側で、北よりの風が卓越し、気温は前日の同時刻と比較して、10℃以上低めの所がほとんど。風向分布が変わったことにより、上川・網走・十勝の境界付近での地上風収束が明瞭となり、対流雲が発達したと考えられます。

   ●アメダス 気温・風(6月4日14時)
画像

 きのうの最高気温トップ10。おとといと同様、北海道が独占しました。

画像

 きのう、観測史上1位を記録した地点です。きょうはなかったようですが・・・。


 低気圧の動きは遅いですが、暖湿流の軸は東へ移り、強雨の中心も東日本太平洋側へ。
 そして、夜勤3日目のきょうは東日本担当。
 今回の3連続夜勤はなかなか大変です。。


  ※ 九州のレーダーエコー図は「川の防災情報」、ほかの画像は気象庁のHPより引用しました。

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