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zoom RSS *** キロクアメ フクシマ etc. (6/25) ***

<<   作成日時 : 2013/06/25 23:33   >>

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 4月6日〜7日以来のキロクアメ
 キロクアメが発表されるのは今年3回目で、キロクアメ フクシマは2回目です。

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福島県記録的短時間大雨情報 第1号
平成25年6月25日17時22分 福島地方気象台発表

 17時福島県で記録的短時間大雨
 郡山市付近で約100ミリ

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 ●レーダーエコー図   左:6月25日14時30分〜16時  右:6月25日16時30分〜18時
画像

 梅雨前線は九州南部にかかっているものの、本州からはかなり離れた位置に停滞。
 地上天気図からは、とてもキロクアメが出る状況には見えません。。

 ●地上実況天気図 (26日3時〜)26日21時

 キロクアメ フクシマの要因は、下層の湿った空気と上空に入っていた寒気。
 日中の昇温もあり、大気の状態はかなり不安定になっていました。
 地上風の収束エリアなどでは、対流雲が発生・発達しやすい状況だったわけです。

 こんな状況は当然、東北だけではなく、関東甲信も同様。
 対流雲の発達は山沿い中心とはいえ、平野部でも地上風の収束エリアは要注意と思っていました。
 怪しいと思っていたのは、東よりの風と南よりの風がぶつかる埼玉県と千葉県(東京湾側)。

 朝に都心周辺で小規模なエコーが発生した点のは想定外。
 東風に押される形で発生域が西へ移動したのは想定通り。
 でも、厚木周辺などで時間20ミリ前後と強まったのは、やっぱり想定外。
 それでも、地上風の収束域が神奈川から多摩へ移り、埼玉へ北上する傾向が出てきたのは想定内。
 多摩のエコーも賑やかになってきたし・・・と思っていたら、12時前、新宿直上で急発達。
 ここでこんなに発達するとは、想定外でした。。

 ●レーダーエコー図   左:6月25日8時30分〜10時  右:6月25日10時30分〜12時
画像

 さらなる想定外は、多摩の対流雲から浮き出すアウトフローが強く、地上風の収束域が東へずれたこと。
 対流雲の発達するエリアも東へずれ、千葉県北西部へ。
 南からのびてきた別のエコー(千葉県の東京湾側に発生したもの)と一体化する形になりました。
 このエコーのもと、船橋では14:54までの1時間に39.5ミリの激しい雨を観測。
 6月の極値を更新しました(統計開始は2000年)。
 ちなみに、これまでの記録は2012/06/22の39.0ミリ。1年前ですが、まったく記憶にありません。。

 ●レーダーエコー図   左:6月25日12時30分〜14時  右:6月25日14時30分〜16時
画像

 今回の短時間強雨は、気象庁にとっても想定外だったようです。
 府県情報が出たのは、激しい雨を観測してからでした。

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大雨に関する東京都気象情報 第1号

平成25年6月25日13時26分 気象庁予報部発表

(見出し)
東京地方では25日昼過ぎに、局地的に1時間70ミリの非常に激しい雨が降るでしょう。低地の浸水、河川の増水、はん濫、地下施設への浸水に警戒してください。

(本文)
[気象状況]
 梅雨前線が日本の南に停滞し、海上から湿った空気が流れ込んでいます。また、上空には寒気が残っており、大気の状態が非常に不安定になっています。
 
[東京地方の防災事項]
 東京地方では、25日昼過ぎに、局地的に雷を伴った1時間70ミリの非常に激しい雨の降るおそれがあり、その後も25日夕方にかけて1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る見込みです。
 低地の浸水、河川の増水、はん濫、地下施設への浸水に警戒してください。また、土砂災害、落雷や突風にも注意してください。
 
[補足事項]
 今後の警報、注意報、気象情報などに十分留意してください。
 次の「大雨に関する東京都気象情報」は、25日15時頃に発表する予定です。

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大雨に関する東京都気象情報 第2号

平成25年6月25日15時10分 気象庁予報部発表

(見出し)
東京地方では25日夕方にかけて、局地的に1時間30ミリの激しい雨が降るでしょう。低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風に注意してください。

(本文)
[気象状況]
 梅雨前線が日本の南に停滞し、海上から湿った空気が流れ込んでいます。また、上空には寒気が残っており、大気の状態が不安定になっています。
 
[東京地方の防災事項]
 東京地方では、非常に激しい雨の降るおそれはなくなりましたが、25日夕方にかけて雷を伴った1時間に30ミリの激しい雨が降る見込みです。
 低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風に注意してください。

 25日14時までに観測された最大1時間降水量は東京都の観測によると
 福生市北田園   64ミリ(13時00分までの1時間)
 杉並区久我山   50ミリ(13時20分までの1時間)
 清瀬市中里    47ミリ(13時40分までの1時間)
 西東京市南町   46ミリ(13時40分までの1時間)
 八王子市上恩方町 46ミリ(12時50分までの1時間)
などとなっています(速報値)。
 
[補足事項]
 今後の注意報などに留意してください。
 これで「大雨に関する東京都気象情報」は終了します。

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 「想定外」という言葉を並べてばかりいても、あまり面白くないので、ちょっとだけ振り返ってみました。
 下は東京都環境局のHPから引用した、9時から16時の風向・気温の分布です。

 9時・10時は東〜北東の風が卓越していましたが、11時には南東風のエリアが南から拡大。
 所々に南東風と東風による収束が現われていました。
 もっとも、これだけでは新宿周辺での急発達を説明するには十分とはいえません。
 事後の証拠としては、強い降水による気温低下と推測される、12時の低温域。
 13時から14時は、広範囲で西風への風向変化が明瞭に現われています。

画像

 でも、一番の収穫(!?)は、15時の江戸川区などの北東風。
 15時過ぎに羽田直上でエコーが発生した理由が分からなかったのですが、この絵では、アメダスで分からない地上風の収束が見られます。
 これだけが理由か、判断材料に乏しいとはいえ、詳しく見てみる価値はありそうです。。


 ※ 地上天気図はtenki.jpの「お天気ブログパーツ」を利用、
    レーダーエコー図は「川の防災情報」のサイトから引用しました。

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