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zoom RSS *** フレ × 2 + キロクアメ × 2 (4/6〜4/7) ***

<<   作成日時 : 2013/04/08 17:10   >>

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 下は5日前(3日)のGSMの72時間後予想図で、対象時刻はおととい(6日)の9時。
 朝鮮半島南部には発達中の低気圧が接近中で、中心気圧はすでに992hPa。

 ●4月3日9時初期値・GSM 72時間後予想図(対象時刻:4月6日9時)
画像

 翌日4日の48時間後予想図。
 中心気圧は少し浅まりましたが、低気圧が朝鮮半島南部を指向している点に、変わりはありません。
 昨年4月3日ほどの発達はないにしても、また、発達のタイミングに違いがあるにしても、「6日は日本海で低気圧が急発達し、広範囲で南よりの風が強まる」というストーリーで組み立てていたのですが・・・。

 ●4月3日9時初期値・GSM 48時間後予想図(対象時刻:4月6日9時)
画像

 5日の24時間後予想図を見ると・・・雲行きがだいぶ怪しくなってきました。。
 低気圧はだいぶ南へずれ、朝鮮半島南部ではなく、九州北部をかすめる感じに・・・。
 (5580〜5700gpmの等高度線が少し南へ下がったのが関連しているのでしょう)
 おまけに、これとは別に南岸の擾乱が明瞭になってきました。
 海外モデルも同じような傾向で、総観場は4月3日とだいぶ違っています。

 ●4月3日9時初期値・GSM 24時間後予想図(対象時刻:4月6日9時)
画像

 当日どうなったかと、新しいモデルの傾向通り、南岸にもしっかり低気圧・・・。
 強雨は山地の南東側が中心で、宮崎県と大分県は朝から昼前をピークに雨が強まりました。
 注目すべきは、低気圧や温暖前線付近、またはその前面の湿った南東風です。

 ●地上実況天気図       左:4月6日3時    右:4月6日6時
画像

 で、もう一つ注目すべき(!?)なのが、低気圧からのびる寒冷前線。
 この通過に伴い、フレ ナハが入電しました。

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フレ ナハ 
47936 06103」カゼ SWカラNWニカワリ ガスト18.1メ-トル キオン2.1ドカコウ アメヲトモナウ=

-----------------------------------------------------------------------

 例によって、気温下降幅は小数点第1位までの表示。
 何が根拠なのか分からないことが多かったですが、この例では10時と11時の差が2.1度。
 不連続線の通過前30分と通過後30分、前後1時間の差・・・なのでしょうか?

 時刻  気圧 降水量 気温 平均風速 風向 最大瞬間風速 風向
10:00  1000.6   0.0   24.1     8.4   南西    14.4  南西
10:10  1000.6   0.5   23.3     9.8   西南西  17.1  南西
10:20  1001.2   0.0   23.5    10.0   西南西  18.1  西南西
10:30  1001.6   2.5   22.1     9.6   西北西  14.5  西北西
10:40  1001.1   0.0   22.1     8.9   北西    12.8  北西
10:50  1001.3   0.0   22.3     8.8   北西    14.6  北西
11:00  1001.5   0.0   22.0     8.8   北西    14.3  北西

             ・10分ごとの実況値(気象庁HP)

画像

 天気図上、那覇は12時でもまだ寒冷前線が通過していませんが・・・。
 まあ、誤差の範囲内なのでしょう。。

 ●地上実況天気図       左:4月6日9時    右:4月6日12時
画像

 注目が低気圧に集まる中、寒冷前線はさらに南下し、フレ ミナミダイトウが入電――。

-----------------------------------------------------------------------
フレ ミナミダイトウ 
47945 06162」カゼSWカラNWニカワリ ガスト20.2メ-トル キオン1.3ドカコウ ハゲシイアメヲトモナウ

-----------------------------------------------------------------------

 南大東も那覇と同様、気温下降幅は小数点第1位までの表示。
 この例では16時と17時の差が1.3度。
 不連続線の通過前20分と通過後40分、前後1時間の差・・・なわけありませんね。。
 それはともかく、「SWカラNWニカワリ」はちょっと無理があります。
 入電した18時51分頃は確かに北西風に変わっていましたが・・・。

 時刻  気圧 降水量 気温 平均風速 風向 最大瞬間風速 風向
16:00  998.9   4.0   23.3     7.1   南西   13.3  南西
16:10  999.0   8.5   22.4    10.7   西南西  18.9  西南西
16:20  999.2   4.0   22.4    13.3   西南西  20.2  西南西
16:30  999.5   1.5   22.1    11.6   西南西  16.7  西南西
16:40  999.7   1.0   22.1     9.6   西南西  14.3  西
16:50  999.6   0.0   22.1     6.8   西     11.6  西
17:00  999.6   0.0   22.0     6.4   西     10.4  西

                   ・10分ごとの実況値(気象庁HP)

画像

 天気図上、大東島地方は18時でもまだ寒冷前線が通過していませんが・・・。
 まあ、誤差の範囲内なのでしょう。。
 それにしても、北の低気圧のコースは・・・。
 これではとても日本海低気圧とは言えませんね。。

 ●地上実況天気図       左:4月6日15時    右:4月6日18時
画像

 ところで、ここまであげた6日の6枚の実況天気図には、共通点があります。
 21時の実況天気図も条件を満たせば記録的かも・・・と思ったのですが、さすがにダメでした。
 同じように注目していた人がどのくらいいるか分かりませんが・・・。

 ●地上実況天気図       左:4月6日21時    右:4月7日3時
画像

 3時から18時までの実況天気図の共通点とは・・・。
 3時:996hPa→6時:994hPa→9時:992hPa→12時:990hPa→15時:986hPa→18時:984hPa。
 二つの低気圧の中心気圧はまったく同じでした。

 これだけ長い間、日本海沿岸と南岸を進んだ低気圧の勢力が同じになるとは・・・。
 日本海低気圧メインとう、当初のストーリーと風の吹き方が違ってくるのは当然です。

 強雨・大雨のほうは、風に比べるとずれは小さかったですが、それでも雨量強度はワンランク上。
 宮崎だけでなく、徳島南部や三重南部などで時間100ミリ近い雨の所がありました。
 閾値が高いので、キロクアメは発表されず・・・と思っていたら、キロクアメ ヨコハマが・・・。
 今年初です。

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神奈川県記録的短時間大雨情報 第1号
平成25年4月6日22時42分 横浜地方気象台発表

 22時30分神奈川県で記録的短時間大雨
 海老名で101ミリ

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 日付が変ってからは、キロクアメ フクシマが――。

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福島県記録的短時間大雨情報 第1号
平成25年4月7日02時24分 福島地方気象台発表

 2時福島県で記録的短時間大雨
 いわき市北部付近で約100ミリ

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 そのほかにも記録がたくさん・・・。
 とりあえず、貼り付けておきます。

 観測史上1位の値(4月6日)
画像

 4月の1位の値(4月6日)
画像

 観測史上1位の値(4月7日)
画像

 4月の1位の値(4月7日)
画像

 予感はしていたのですが、雨量の見積もりが甘かったです(特に北日本太平洋側)。。
 7日の九州〜沖縄の低温の記録は、そもそもそこまで頭が回っていなかったという話が・・・。
 難しいです・・・。

 (・・・強雨に関する記述は追記・・・の予定・・・)


  ※ 地上実況天気図・レーダーエコー図・1位の記録は気象庁HP、
    予想天気図は北海道放送のHPから引用のうえ、加工しました。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
那覇の前線通過の根拠、「風向急変(60度)」があったことによると考えられるからです。
WSWは方位角240-260度、WNWは方位角280-300度の範囲になるから、と言うところです。
地上解析では、気圧変化傾向と変化量から、前線通過の判断材料になります。ただし、通報される変化量は、3時間前の中での変化量であり、3時間前の値と一致はしません。
navarea11
2013/04/09 22:06
コメントありがとうございます。
「通報される変化量は、3時間前の中での変化量であり、
 3時間前の値と一致はしません」というのは
注意しないといけませんね。
たかはし
2013/04/12 21:12

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