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zoom RSS *** フレ ナゼ & フレ ナハ (12/22) ***

<<   作成日時 : 2012/12/23 17:08   >>

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 西高東低の気圧配置で、寒気が南下している中、南岸を進む低気圧。
 一段と予報が悩ましい季節になってきました。
 が、そんな悩ましい降水相とはまったく関係なく・・・!?

 ●地上実況天気図       左:12月21日21時    右:12月22日3時
画像

 いつものように、注目する対象は低気圧そのものでなく、寒冷前線。
 この通過により、一週間ぶりにフレ ナゼの電文が入りました。

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フレ ナゼ 
47909 22005」カゼSカラNニカワリ キオン2ドカコウ ツヨイアメヲトモナウ=

----------------------------------------------------------------------

 不連続線の通過時刻は0時50分。
 電文にはそう書かれていますが、10分ごとの値を見ると、風向の急変は0時10分から0時20分の間。
 気温もこの前後で大きく下がっていて、0時50分頃は下がり方がかなり緩やかになっています。

 時刻  気圧 降水量 気温 平均風速 風向 最大瞬間風速 風向
23:30  1015.3  0.0   21.5    4.5   南     8.3   南南西
23:40  1015.1  0.0   21.6    4.6   南     8.4   南
23:50  1015.2  0.0   21.5    4.7   南     9.0   南南西
00:00  1015.4  0.0   21.4    4.6   南南西  7.9   南南西
00:10  1015.6  0.0   21.4    4.3   南     7.7   南南西
00:20  1016.3  0.5   20.3    3.1   西北西  8.5   北北西
00:30  1016.2  1.0   19.5    2.0   北     6.8   北北西
00:40  1016.1  1.0   19.4    0.9   南西    3.3   北
00:50  1015.9  1.5   19.2    0.8   北     2.3   北西
01:00  1015.8  1.5   19.0    0.7   北北東  2.2   東南東
01:10  1015.7  0.5   18.9    0.2   静穏    1.2   南東
01:20  1015.7  0.0   18.8    1.2   南南東  2.2   南南東
01:30  1015.7  1.0   19.1    1.6   北東   4.2   北北西

          ・10分ごとの実況値(気象庁HP)

画像

 どうにも腑に落ちないので、1時間ごとの実況値(気象庁HP)を見ると、下に載っている「記事」には次のようにありました。

画像

 一番下の行を「記事欄の記号の説明」をもとに訳すと――。

   寒冷前線が00時16分に通過したことが観測され、
   通過時を含んだ通過後1時間内の最大瞬間風速が8.5m/sで風向が南から北へ急変した。


 確かに10分ごとの実況値では、0時20分の欄に最大瞬間風速8.5m/sがあります。
 ということは、寒冷前線通過時刻は0時16分が正しく、フレの電文は誤っていたということなのでしょう。

 その後、低気圧は西日本南岸を進み、寒冷前線は6時までに沖縄本島を通過――。

 ●地上実況天気図       左:12月22日6時    右:12月22日9時
画像

 フレ ナゼに続き、フレ ナハの電文が入りました。

----------------------------------------------------------------------
フレ ナハ 
47936 22055」カゼ SWカラNニカワリ ガスト15.2メ-トル キオン2.5ドカコウ アメヲトモナウ=

----------------------------------------------------------------------

 不連続線の通過時刻は5時50分。
 電文にはそう書かれていますが、10分ごとの値を見ると、風向の急変は5時10分から5時20分の間。
 気温もこのタイミングで大きく下がっていて、5時50分頃は下がり方がかなり緩やかになっています。
 ガスト15.2メートルが観測されたのは5時40分頃ですし、通過時刻を5時50分とした理由が分かりません。。

 時刻  気圧 降水量 気温 平均風速 風向 最大瞬間風速 風向
4:30  1015.7   -   21.8    5.3   南西    7.4   南西
4:40  1015.6   -   21.9    5.5   南西    8.1   西南西
4:50  1015.5   -   21.9    6.1   南西    8.9   南西
5:00  1015.7   -   22.1    6.1   西南西   9.3   西南西
5:10  1016.0   -   22.2    7.1   西南西  11.0   西
5:20  1016.0   0.0   20.3    7.6   北北西  14.0   北北西
5:30  1016.3   1.0   19.8    8.4   北北西  13.6   北
5:40  1016.5   0.0   19.7    9.1   北北西  15.2   北北西
5:50  1016.6   0.5   19.6    8.8   北北西  14.8   北
6:00  1016.7   0.0   19.5    7.7   北北西  11.1   北北西

          ・10分ごとの実況値(気象庁HP)

画像


 どうにも腑に落ちないので、1時間ごとの実況値(気象庁HP)を見ると、名瀬と違い、下に載っている「記事」には寒冷前線通過に関する記述がありません。この違いは何なのでしょうか?
 それより、この日の名瀬と那覇の共通点が気になります。
 実際に不連続線が通過したと思われる時刻に比べると、電文中の通過時刻は30〜40分ほど遅め。
 偶然の一致なのか、何らかの理由があるのか・・・、謎ですね。

 でも、そんな謎より解くべきは、南岸低気圧による雪なのでしょう。
 きのうの朝5時と6時、甲府では積雪深1cmを記録したのに対し、河口湖は0cmで経過。
 河口湖より甲府で雪の量が多くなるのは珍しいと思います。

 降水があった時間帯の気温を見ると、甲府は0℃台前半だったのに対し、河口湖は0℃台後半までしか下がっていません。この微妙な気温の差が積雪深の差となって現われたのでしょう。
 では、なぜこのような気温の差が現われたのか?
 降水前の湿度は、甲府が60%台だったのに対し、河口湖は90%前後とかなり差がありました。湿度が低い甲府のほうが、潜熱吸収により気温の下がる余地があったのでしょう。
 では、なぜこのような湿度の差が現われたのか?
 これは、少し詳しく調べないと、分かりそうにありません。。


  ※ 画像は気象庁のHPより引用のうえ、加工しました。

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2012/12/29 09:45
*** フレ ナゼ & フレ ナハ (2/15) ***
 西高東低の気圧配置で、寒気が南下している中、南岸を進む低気圧。  例によって、降水相の予測が悩ましいパターン。  が、そんな悩ましい降水相とはまったく関係なく・・・!? ...続きを見る
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