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zoom RSS *** キロクアメ ナゴヤ × 2 + ギフ + ナガサキ × 2 (2011/8/23) ***

<<   作成日時 : 2012/08/23 21:31   >>

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 アップするつもりで放置したままになっている記事が約70もあります。
 この記事もその中のひとつで、最終更新時刻はちょうど一年前、2011年8月19日の19時32分でした。

 と3つ前の記事で書きましたが、これもそんな中の一つ。
 *** キロクアメ ナゴヤ (8/23) *** のタイトルで、最終更新時刻は2011年8月26日6時16分。
 保存されていた記事を開くと、キロクアメ ナゴヤだけでなく、キロクアメ ギフキロクアメ ナガサキの電文もあり、まずはタイトルを訂正。ほかに貼り付けられていたのは、東海と九州のレーダーエコー。
 そういえば、そんなことがあったような・・・。
 キロクアメが発表されてからちょうど1年――ということで、振り返ってみました。

 まずは、前日22日の地上天気図。
 3つ前の記事で触れた前線はその後も、本州付近に停滞し、南岸まで下がっていました。

 ●地上実況天気図     左:2011年8月22日18時   右:2011年8月22日21時
画像

 この前線は23日にかけて、ゆっくり北上。それとともに暖湿気も強まっていたのでしょう。

 ●地上実況天気図     左:2011年8月23日3時   右:2011年8月23日9時
画像

 22日21時の時点では岐阜県などに弱いエコーが散在するくらいだったのに、23時になると三重県北部〜岐阜県西濃にかけて強いエコーが現れ、その範囲が拡大。
 特に、岐阜県境の愛知県北西部で強雨となり、キロクアメ ナゴヤが発表されました。

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愛知県記録的短時間大雨情報 第1号
平成23年8月23日01時30分 名古屋地方気象台発表

 1時10分愛知県で記録的短時間大雨
 一宮市今伊勢町で103ミリ
 1時愛知県で記録的短時間大雨
 一宮市付近で約100ミリ

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愛知県記録的短時間大雨情報 第2号
平成23年8月23日02時04分 名古屋地方気象台発表

 1時30分愛知県で記録的短時間大雨
 江南市付近で約100ミリ
 扶桑町付近で約100ミリ

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 三重県北部〜岐阜県西濃に現れたエコーとは別に注目すべきは、若狭湾から進んでいたエコー。両者は一体化する形で東へ進みました。
 全国のレーダーエコー図を保存していなかったのが残念ですが、西から進んできたエコーは、おそらく地上天気図で示されている停滞前線上の波動に対応するものだったのでしょう。

 ●レーダーエコー図     左:8月22日21時〜24時   右:8月23日1時〜4時
画像

 23日が遅番だったかオフだったかは覚えていませんが、とにかく起きたのは昼前。
 メールをチェックすると、朝にキロクアメ ギフが発表されていました。

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岐阜県記録的短時間大雨情報 第1号
平成23年8月23日07時24分 岐阜地方気象台発表

 7時岐阜県で記録的短時間大雨
 下呂市下呂付近で約100ミリ

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 岐阜県にかかるエコーは未明の一宮に比べると落ち着いたものでしたが、明け方以降、急発達。
 後に示す500hPa天気で分かるように、正渦域の接近が効いていたのかもしれません。

 ●レーダーエコー図     左:8月23日5時〜8時   右:8月23日9時〜12時
画像

 日中もトラフの前面であったことに、変わりはなく・・・。
 前線や暖湿流の影響で、北陸や岐阜県では対流雲の発達しやすい状態が続きました。

 ●レーダーエコー図     左:8月23日13時〜16時   右:8月23日17時〜20時
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 前線や暖湿流の影響を受けたのは、東海・北陸周辺だけではありません。
 昼のNHKニュースを見ていたら、100ミリを超える雨が降ったという・・・。
 キロクアメ ナガサキが発表されていました。
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長崎県記録的短時間大雨情報 第1号
平成23年8月23日11時41分 長崎海洋気象台発表

 11時30分長崎県で記録的短時間大雨
 平戸で111ミリ

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 解析ではなく、実測で111ミリ。結局、時間雨量の最大値は114.5ミリだったようで、観測史上2位。
 1時間降水量だけでなく、日降水量と月最大24時間降水量も観測史上2位の記録(気象庁HP)。
 いずれも365.5ミリで、短時間強雨にとどまらず、記録的な大雨になりました。

画像

 強いエコーがこれだけ長時間かかり続けていれば・・・という感じです。

 ●レーダーエコー図     左:8月23日1時〜4時   右:8月23日5時〜8時
画像

 ●レーダーエコー図     左:8月23日9時〜12時   右:8月23日13時〜16時
画像

 西日本は東日本に比べると前線の位置に変化がなく、暖湿気が同じようなエリアに入りやすかったと考えられます。このため、長崎県北部で記録的な大雨になったのでしょう。

 ●地上実況天気図     左:2011年8月23日15時   右:2011年8月23日21時
画像

 夜になると、ライン状の強いエコーはようやく南下し、長崎北部の大雨は峠を越えました。

 ●レーダーエコー図     左:8月23日17時〜20時   右:8月23日21時〜24時
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 が、今度は長崎南部で猛烈な雨が・・・。二度目のキロクアメ ナガサキです。

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長崎県記録的短時間大雨情報 第2号
平成23年8月24日00時23分 長崎海洋気象台発表

 0時長崎県で記録的短時間大雨
 長崎市付近で約110ミリ

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 日付が24日に変わっても、ライン状のエコーは強度を保ちながら南下。
 弱まったのは、明け方になってからでした。

 ●レーダーエコー図     左:8月24日1時〜4時   右:8月24日5時〜8時
画像

 最後に、23日の500hPa解析天気図。
 沿海州から朝鮮半島付近へトラフがのび、5820gpmラインは日本海側まで南下していました。
 一年前はこんなに高度場が低かったんですね。

 ●500hPa解析天気図    左:2011年8月23日9時   右:2011年8月23日21時

 今年は5880gpm以上のエリアが日本列島の大部分を覆っています。
 サブハイの今回のピークは今夜で、5940gpmラインが東北南部や関東にかかってきました。
 どうりで暑いわけで・・・・まだしばらく厳しい残暑が続きそうです。

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