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zoom RSS *** 石勝線で土砂崩落 (4/27) ***

<<   作成日時 : 2012/04/27 23:58   >>

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 けさ、石勝線で土砂崩落がありました。以下は、読売新聞の記事からの引用。
 幸い、事故にはなりませんでしたが、ぞっとする話です。

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夕張の石勝線で土砂崩落、線路宙づり

 27日午前7時10分頃、北海道夕張市鹿の谷1、JR石勝線・鹿ノ谷駅付近を通過した夕張発千歳行き普通列車(1両、乗客約10人)の運転士が「走行中に縦揺れを感じた」と、JR北海道に報告。同社と道警夕張署が確認したところ、線路下の土砂が崩落していることが判明した。夕張署ではこのところの暖かさで融雪が進んだことが影響して土砂が崩落したと見ている。けが人は出ていないが、夕張市では万が一に備えて地域住民に避難を促し、5世帯8人が文化スポーツセンターに避難した。

 線路下の土砂は約50メートルにわたって崩落しており、深さ約5メートルの土砂がえぐられた部分も。雪の塊や土砂が約30メートルにわたって市道を塞ぎ、電柱も傾いた。

 JR北海道では、列車が通り終えた後に土砂崩落が起きたとしている。同線の新夕張駅―夕張駅間の運行を終日取りやめることを決めた。復旧の見通しは立っていない。

 避難した内田政徳さん(87)は「こんなことは初めて。何の音も聞こえなかったのだが……」と驚いた様子。内田さんによると、盛り土の境付近にはわき水が出ている場所もあるといい「関係は分からないが、ここ数日、水量が多いと思っていた。JRや市には、早く安全を確保してもらいたい」と話していた。

 札幌管区気象台によると、同市の最高気温は、25日に18・3度、26日に17・5度を記録。平年を約5〜6度上回っていたところに26日には9・0ミリの雨が降った。

(2012年4月27日 読売新聞)

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 記事にあるように、土砂崩落の原因は気温上昇による融雪と考えられます。
 きのう(26日)からきょう昼までの気温と積雪深の変化は下のグラフの通り。
 
   ※ Excel2010でのグラフの作成方法を教わったのですが、忘れてしまいました。。
     なので、下のグラフはかなり適当・・・。
     左の目盛りの数字は積雪深・気温に共通で、それぞれcm・℃を補ってもらえれば・・・。

画像

 注目すべきは積雪深の急激な減少。
 26日0時には28cmあったのに、27日0時には6cm。
 その後も減り続け、27日11時にはついに0cmに・・・。

 地上天気図を見ると、東海上には優勢な高気圧がある一方、沿海州や中国東北区には低気圧。
 西高東低の真逆で、北海道には高気圧の縁を回って暖かい空気が入りやすい形。
 これがこのところの気温の高い状態をもたらしています。

 ●地上実況天気図       左:4月26日21時    右:4月27日9時
画像

 高気圧の縁を回る空気は暖かさだけでなく、水蒸気も運んでいます。
 昨夜遅くからきょう未明にかけて、夕張を含む南空知は時間5ミリ前後の雨が2、3時間続き、計15ミリ前後の雨が降りました。読売新聞の記事では「26日には9・0ミリの雨が降った」とありますが、日界後にも計4ミリの雨が降っているので、総計は13ミリ。26日の9.0ミリは23時と24時に観測されたもので、27日未明の雨と連続していることから考えると、なぜ「26日には9・0ミリの雨が降った」としたのか、ちょっと理解に苦しみます。

 ちなみに、昨夜23時40分までの10分間降水量は1.5ミリ。
 ちょっと地味ですが、4月の日最大10分間降水量としては第6位になります。
 ・・・というのは、気象庁のHPを見れば分かります。

 ・・・が、もちろん、10分間降水量の記録を確かめるために、気象庁のHPを確かめたわけでありません。
 真の狙いは4月の月最深積雪で、これまでの記録は1996/4/2の141cm。
 今年はこれを大きく更新し、4月6日には152cmを記録していました。
 それがどうなったかというと・・・。

画像

 6日以降、最深積雪は一日で5〜10cmほど減り続け、26日0時には28cmに。
 そして、26日一日だけで20cm以上も減少。NHKの21時のニュースでは、20cmほどの雪解けは90〜100ミリの雨量に相当すると解説していました。それまでの雪解けで相当地盤が緩んでいたと思われますが、夜遅くからの雨も重なって、崩落を招いたと考えられます。

 この冬は記録的な大雪となっただけに、いっそう待ち遠しい春になったわけですが・・・。
 融雪による河川の増水や土砂災害など、まだ十分な注意が必要です。

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