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zoom RSS *** 長野北部の雪 (3/28) ***

<<   作成日時 : 2012/03/28 21:01   >>

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 午前中は長野県北部で雪が強まりました。長野道は雪の影響で、通行止めに・・・。
 以下は、信濃毎日新聞の記事からの引用です。

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春の雪、霞むほど激しく 午前中、県内北部中心に

 強い寒気を伴った気圧の谷が通過した影響で県内は28日午前、長野市、大町市、飯山市など北部を中心に雪が降った。長野地方気象台によると、夕方以降は徐々に天気が回復する見込み。

 県警高速隊によると、長野市篠ノ井塩崎の長野道下り線で同日午前9時半ごろ、降雪のため乗用車がスリップして横転する単独事故があり、同線更埴―豊科インター間が同9時42分から午後1時まで通行止めになった。運転者は軽傷のもよう。

 長野道上り線の同区間も降雪のため同9時54分から約1時間半、通行止めになった。高速隊によると、同区間では同日午前、上下線合わせて少なくとも5件の追突事故や単独事故が起きた。

 長野市街地では明け方から午前11時ごろまで大粒の雪が断続的に降り、激しい時は100メートル先がかすんで見えないほどに。勢いが弱まるとすぐに解けたが、道行く人は足元を気にしながら目的地に急いでいた。

 長野地方気象台によると、28日午後1時までの24時間降雪量は白馬25センチ、大町10センチ、飯山8センチ、野沢温泉7センチ、長野5センチなど。

 気圧の谷は28日夜遅くには県内上空を南東方向に抜ける見込み。29日は高気圧に覆われて全県で晴れ、気温は平年並みか高めの予報となっている。

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 きのうの時点で、長野県内の降り出しは日中になってからの予想。
 地上気温が上がってから降り出すので、降水相は雨。
 500hPaのトラフが通過する夕方以降、みぞれや雪に変わるという見解でした。

 3時頃まではそれで問題ない感じでしたが、5時頃には県境付近にエコーがかかり始め、怪しい雰囲気。
 それでも、下層の風向が西に寝ているので、強い雲は入りづらいだろうと・・・。
 降水のタイミングを早めたものの、軌道修正仕切れませんでした。

 ●レーダーエコー図     左:3月28日3時〜6時   右:3月28日7時〜10時
画像

 長野市付近では7時以降、雪が降りだし、記事にある通り、10時には積雪が5cmに・・・。
 気温の低い時間帯に降水が始まったため、降雪量は予想よりかなり多くなりました。

 下は9時の地上天気図。
 青森県の低気圧からのびる寒冷前線性のシアが日本海側の地方にのびていました。

 ●地上実況天気図 3月28日9時
画像

 500hPaを見ると、日本海には北東から南西にのびる深いトラフがあり、-30度以下の強い寒気が流れ込んでいました。それでも、850hPaは-1度前後なので、多少標高があっても、安定層が形成されていなければ・・・なのですが、この時間なので、気温は0度前後。安定層が出来ていました。。

 ●AXFE578 3月28日9時
画像

 長野市の積雪が増えたのは10時までで、それ以降は気温が3度前後まで上がりました。ほかの地点も、10時までと11時以降を境にして気温が上がり、積雪深ののびが止まった(or鈍くなった)所が多くなっています。
 これは、降水の強弱の問題もありますが、少し場が変わり、安定層が弱まったことが関連しているのかもしれません。それを示唆するのが、高田のウィンドプロファイラで、10時から11時の間に、最下層の風向が南西から西に変わっています。また、上空1500〜2000メートル付近の風は、真西から若干、西北西っぽくなっています。

 ●ウィンドプロファイラ・高田 3月28日4時〜16時
画像

 上空1500〜2000メートルの風向変化は微妙ですが、最下層の風向変化やエコーの動きからすると、おそらくこのタイミングで寒冷前線性のシアが通過したのでしょう。このため、最下層の風向が西よりに変化し、安定層を弱めたものと考えられます。
 長野県北部には、その後もエコーがかかり続けましたが、積雪深の変化を見ると、10時までとはかなり状況が変わっていたようです。

 ●レーダーエコー図     左:3月28日11時〜14時   右:3月28日15時〜18時
画像

 降水開始のタイミングが日中から朝にずれ込んだ場合、気温が大きく違うので、降水相も変わってきます。一つのモデルが微量でも降水を計算している場合、よほどのことがない限り、早めのものを採用するしかないこと、また、冷え込みが強まっている場合、降水相の判断に躊躇する理由はないこと、を再認識させられました。

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