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help リーダーに追加 RSS *** キロクアメ & タツマキジヨウホウ キユウシユウホクブ (7/5)***

<<   作成日時 : 2008/07/05 22:18   >>

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 おととい(3日)、きのう(4日)と「キロクアメ」や「タツマキジヨウホウ」がたくさん発表されていますが、きょう(5日)の未明から明け方にかけても発表されていました。場所は九州北部――。

 昨夜遅く、対馬海峡から壱岐周辺に現われていた活発な雨雲。規模は小さいものでしたが・・・。

 ●レーダーエコー図     左:4日23時   右:5日0時

 雨雲は拡大しながら発達、壱岐には赤いエコーがかかり続けました。そして・・・。

 ●レーダーエコー図     左:5日1時   右:5日2時

 解析雨量だけでなく、壱岐空港では実測でも100ミリに達し、記録的短時間大雨情報が発表されました。

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キロクアメ1 ナガサキ 

長崎県記録的短時間大雨情報 第1号
平成20年7月5日02時29分 長崎海洋気象台発表

 02時10分長崎県で記録的短時間大雨
 壱岐空港で102ミリ
 02時長崎県で記録的短時間大雨
 壱岐市石田付近で約100ミリ

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 その後、赤いエコーのエリアは縮小しながら東進。記録的短時間大雨情報はこの1回だけでした。その代わり・・・!?

 ●レーダーエコー図     左:5日3時   右:5日4時

 福岡管区と佐賀地台から竜巻注意情報が発表されました。
 確かにそれなりに派手なエコーはかかっていますが、県内全域に出すほどでは・・・。

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タツマキジヨウホウ1 フクオカ 

福岡県竜巻注意情報 第1号
平成20年7月5日03時15分 福岡管区気象台発表

福岡県では、竜巻発生のおそれがあります。

竜巻は積乱雲に伴って発生します。雷や風が急変するなど積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

この情報は、5日04時10分まで有効です。

対象地域
福岡地方、北九州・遠賀地区、京築、筑豊地方、筑後北部、筑後南部
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タツマキジヨウホウ1 サガ 

佐賀県竜巻注意情報 第1号
平成20年7月5日03時43分 佐賀地方気象台発表

佐賀県では、竜巻発生のおそれがあります。

竜巻は積乱雲に伴って発生します。雷や風が急変するなど積乱雲が近づく兆しがある場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。

この情報は、5日04時40分まで有効です。

対象地域
佐賀多久地区、鳥栖地区、武雄地区、鹿島地区、唐津地区、伊万里地区

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 突風をもたらすような雨雲は5時頃には福岡県・佐賀県からほぼ抜けました。
 当然、竜巻注意情報も1回きりの発表・・・、おそらく空振ったものと思われます。

 ●レーダーエコー図     左:5日5時   右:5日6時

 竜巻はともかく、局地的とはいえ時間100ミリの猛烈な雨をもたらした要因は? ということで、地上天気図を見ても、九州付近に梅雨前線は描かれていません。一見すると、南の高気圧に覆われているようにも見えますが・・・。

 ●地上実況天気図     5日3時

 地上は高気圧圏内のように見えても、上空は別。サブハイの目安となる500hPaの5880gpmラインは九州の南なので、九州地方は高気圧の縁といったほうがよさそうです。おまけに5880gpmの外側を回るように、4日21時の図では九州の西、5日9時の図では四国の上に正渦が解析されています。この正渦が対流雲の発達に影響していたのではないかと考えられます。

 ●500hPa解析図     左:4日21時   右:5日9時

 衛星画像を並べてみると、4日15時に九州の西海上にあった発達した対流雲はそのままの強度で九州地方に入ってきたわけではありませんが(4日21時の図参照)、5日3時には九州北部や四国に積乱雲を含む雲域が見られます。

 ●衛星画像     左:4日15時   右:4日21時

 ●衛星画像     左:5日3時   右:5日9時

 九州南部・九州北部ともに、ひょっとすると4日のうちに梅雨明けが発表されるのではないかと思われていましたが、見送ったのは黄海〜九州の西海上に対流雲が現われていたからでしょう。
 「梅雨前線の雨ではない」と言ったところで、雨が予想されているのに梅雨明けを発表するのは気まずいですから・・・。サブハイに完全に覆われているとも言えないですし・・・。では、四国は!?

 高気圧圏内でないのは九州と同じ、高気圧の縁を回る暖湿気の影響を受けやすいのも九州と同じ・・・なのですが、4日のうちに梅雨明けを発表してしまいました。九州地方との整合性は・・・? 5日午前中は各地で雨が降りましたし、これはちょっと気まずいです。秋に見直される可能性が高いのではないかと思います。

 500hPaの5880gpmラインはこの後、北へ拡大。九州地方は南部・北部ともに、あす(6日)梅雨明けの発表がありそうです。中国地方もおそらく梅雨明けするでしょう。ただ、高気圧が北へ勢力をのばすのは西のほうだけなので、近畿地方は少し微妙です。東日本は・・・論外ですね・・・。

 ●5日9時初期値GSM・500hPa予想図 左:FT=24(6日9時予想図) 右:FT=48(7日9時予想図)

 しかし、この72時間後の予想図は何なんでしょう? 九州西海上に中心をもつサブハイ(5880gpm)と関東の南東海上に中心をもつ寒冷渦(5820gpm)。こういう白黒はっきりした天気図は記憶にありません。
 東日本は東から(!)近づく寒冷渦の影響で、かなり不安定な天気になりそうです。

 ●5日9時初期値GSM・500hPa予想図 FT=72(8日9時予想図)

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