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この前の日曜日(15日)の話・・・。福岡の方は訝しく思われるかもしれません。だって、この日は一日雨でした・・・。 ・6月15日・福岡の実況値(気象庁のHPより) 13日の金曜日・・・の夜から14日の朝は夜勤で、13日21時初期値のGSMを解析していました。この日の解析はモデル間のばらつきが非常に大きく・・・、しかも、ベースにしている気象庁のGSMがほかと大きく違うものだから、かなり悩みました。 とりあえず方針を決め、一息ついたところで入ってきた福岡管区の「あすの予報」を見て、びっくり ![]() ------------------------------------------------------------------------------ 福岡県 14日 5時 福岡地方 明日 北東の風 海上 では 北東の風 やや強く 晴れ(100) ------------------------------------------------------------------------------ いや、確かにガイダンスは晴れマーク ばかり並んでいましたけどね・・・。NCEP・GFSなど多くのモデルは、15日朝には九州地方のほぼ全域に降水域がかかる予想。気象庁のモデルも14日0時初期値のMSMを見ると、15日朝には九州北部まで降水域が広がっています。 GSMは降水域こそ届いていないものの、夜までに熊本・長崎までは雨が降り出す予想でした。ということは福岡だって、曇りにはなっているはず。ガイダンス通りとはいえ、これで晴れ一発 とは、なんて大胆な・・・。●6月13日21時初期値・GSM 36時間後予想図(15日9時対象) 48時間後予想図(15日21時対象) 7時頃に入ってきた、14日3時初期値のGSMを見ると・・・かなり様変わり。0時初期値のMSMやGFSなどに近く、九州北部も朝には雨が降り出す計算に変わっていました。ズバリ晴れ の予報、どう落とし前をつけるのか・・・。起きてから11時発表の予報を見ると、「曇りのち雨」 ![]() ![]() に変わっていました。。。------------------------------------------------------------------------------ 福岡県 14日11時 福岡地方 明日 北東の風 海上 では 北東の風 やや強く くもり 昼過ぎ から 雨 (214) ------------------------------------------------------------------------------ 気象台が発表する短期予報は5時・11時・17時の一日3回ですが、(間にGSMの更新を挟んでいるとはいえ)5時と11時で「あす」の予報が変わることはあまりありません。そのような慣例(!?)を破らざるを得ないほど、GSMが変わったということです。でも、確かにGSMは大きく変わりましたが、MSMなどを参考に組み立て、5時の予報をGSMよりも悪目に考えていれば、こんな大きな変化にならなかったはず・・・。 そして、14日9時初期値のGSM。降水域は3時初期値と同じ傾向で、ほかのモデルとの差は小さくなりました。 ●6月14日9時初期値・GSM 24時間後予想図(15日9時対象) 36時間後予想図(15日21時対象) 17時の予報・・・。ズバリ雨 になりました・・・。5時の予報はズバリ晴れ だったのに・・・。------------------------------------------------------------------------------ 福岡県 14日17時 福岡地方 明日 南東の風 後 東の風 海上 では 北東の風 やや強く 雨 所により 夜 雷 を伴う (300) ------------------------------------------------------------------------------ 日曜日の天気の大外し・・・。しかも、土曜日だからテレビなどの天気予報の数も平日より少なく・・・。朝の予報で予定を立てた人たちに、予報の急変( ![]() ![]() )はどこまで伝わったのでしょうか・・・。14日21時初期値のGSM・・・。さすがにここまで目先になると、そうそう変わりません。 ●6月14日21時初期値・GSM 12時間後予想図(15日9時対象) 24時間後予想図(15日21時対象) 予報も安定してきました・・・って、もう遅い・・・。 ------------------------------------------------------------------------------ 福岡県 15日 5時 福岡地方 今日 北東の風 海上 では 北東の風 やや強く 雨 (300) ------------------------------------------------------------------------------ 下は15日の実況天気図を並べたものです。 9時に九州の西海上に進んできた低気圧は15時には解析されなくなりましたが、鹿児島付近の前線の盛り上がった部分に対応し、21時には四国沖に進みました。この低気圧の後ろ、東シナ海には早くも次の低気圧が解析されています。13日21時初期値のGSMで計算していた低気圧はこの後ろのもので、前を進む低気圧はうまく表現できず、結果として降水のエリア・タイミングを大きく外す結果となったようです。 ●地上実況天気図 左:6月15日3時 右:6月15日9時 ![]() ●地上実況天気図 左:6月15日15時 右:6月15日21時 ![]() 昨年11月に本運用が始まった新GSMは初めての暖候期を迎えていますが、いろいろクセも見えてきました。すべてを一括りには出来ないものの、前線上の擾乱などは東進の遅いことが多いような感じがします。 グローバルモデルなので、降水量が過少なのはある程度、覚悟していましたが、降水域がこれだけ違うとは・・・思った以上に使いづらい・・・と気象台の人も思っているのではないかと思う、きょうこの頃です。 ※ 天気図は北海道放送のHPより引用のうえ、加工。 |
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平日のキャスターさんは、ホッと胸をなでおろしたことでしょう。 |
いいのか、それで。 2008/06/19 19:32 |
土日の番組は同じ人が担当することが多いと思います。 |
よくないです、それは。 2008/06/20 01:24 |
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