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help リーダーに追加 RSS 『中田章道作品集 名作詰将棋 39+1題』 中田章道 (将棋世界・平成16年8月号)

<<   作成日時 : 2008/06/16 23:39   >>

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 中田章道六段の詰将棋集です。「39+1」となっているのは、表紙でも出題されているからです。
 美しい初形・・・なのですが、早速、解けません。。。とりあえず、パス。

          <表紙>

 結局、解けたのは最後から3番目でした。7手目がまるで見えづらかったです。

 次に引っかかったのはNO.7――。NO.6が9手詰だったので、手数順に並んでいるとすると9手詰(または11手詰)のはずなのですが、筋がつかめません。

          <NO.7>

 解けたのは表紙の問題が解けてから・・・ラス前でした。

 最後まで残ったのは最終のNO.39。はしがきには

  手数は7〜15手ですが、末尾の一局だけは27手の長手数作。一応マニア向けです。

とあります。確かに・・・あっ、ここから先、思いっきりネタバレ含みますので・・・。

          <NO.39>

 さて・・・手数が長いといっても、将棋世界の付録だから、そんなに難しくはないだろうと考え、実際、初手から

 ▲3二と  △同 玉  ▲4一角  △2二玉  ▲2四香  △同 角
 ▲2三歩  △1二玉  ▲4二竜  △3二飛合 ▲同 竜  △1三玉

まではわりとすぐに浮かんだのですが、続いて浮かんだのが、
 
  ▲1二竜 △同 玉 ▲4二飛 △3二飛 ▲同飛成 △1三玉 ▲1二竜 ・・・。

 千日手!? なわけないし・・・▲1二竜ではなく、▲2二竜△1四玉▲1一竜? △1三角の一手に▲同竜とすると、
  1)△同玉なら▲3五角△2四合▲1四香△同玉▲2二歩成以下、詰み。
  2)△同桂なら▲4四飛△3四合▲2二歩成△2四玉▲4六角△3五合▲2三角成まで。
 ということは余詰? 作意がまったく分からず、不思議に思いながらページをめくってみました。△1三玉以下の詰手順は・・・。

 ▲1二竜  △同 玉  ▲1三歩  △同 角  ▲4二飛  △2二桂合 ▲同歩成  △同 角
 ▲2四桂  △1三玉  ▲2二飛成 △同 玉  ▲3一角  △同 玉  ▲3二角成 まで27手詰

 ▲1三歩は△同角で全然ダメだと思い、読むのを打ち切っていました。考えてみれば、作意っぽいの手はほかにないのですが・・・。▲2二竜〜▲1一竜はいかにも検討用の手順ですし・・・。でも、余詰ではないのでしょうか?
 柿木将棋に解かせてみたところ、△1三同桂の局面は2)の通りすぐに詰みましたが、△1三同玉の局面(下の「紛れ(!?)図」)は答えが返ってきません。1)の手順に穴がありました・・・。

          <NO.39 紛れ(!?)図>

 ▲3五角に△2四金と合い駒すると、▲1四香△同玉▲2二歩成としても、2四金が2三に利いているので詰みません。▲1四香の前に▲1一飛としても、△1二香▲1四香△同玉▲1二飛成△1三金! 竜で2三に一枚多く利かしても、金合いで同じように一枚足されると、まったく詰まず・・・。2三に利かすという意味で、金合いのところ、飛車合いでも詰まないようで・・・、典型的な「ゼ」の形ですね。

 ということで、1)はまったくの勝手読み・・・。こんなので余詰?と思ってしまうようでは、お話になりません。
 「『一般戦』への道」はまだまだ遠いのです・・・。

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