Untidy Bookshelves

アクセスカウンタ

zoom RSS 『盤上のファンタジア』 若島正 (河出書房新社)

<<   作成日時 : 2006/08/24 23:46   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 帯には<若島マジック炸裂! 若島正、最後の詰将棋作品集。受賞作にも手を加えた決定版!>の文字が躍り、三人のプロ棋士の推薦の言葉が並ぶ。
<優れた才能と洗練。若島氏がプロ棋界に入っていたらビッグタイトルをとる一流棋士になっていた。作品は駒数が少なく形がよくそれでいて奥が極めて深い。本書をじっくり味わえば10年は楽しめる。そんな気がする。   ―――内藤国雄九段>
<若島さんの作品はどれも駒数が少なく、解いてみようという気持ちになる。手順も洗練されていて、解いた後にいつも爽やかな気持ちにさせられる。  ―――羽生善治五冠>
<若島さんの詰将棋はずっと以前から私の憧れだった。こうして一冊の本にまとまり、推薦文を書けることがたいへん嬉しい。若島さんの詰将棋には機能美があり、少ない駒で豊富な内容を語る。それでいてところどころユーモアや遊び心がある。  ―――谷川浩司九段>
 さらに解説はあの上田吉一氏! 上田氏を含む4人全員が触れているのが初形の駒数の少なさ。そして、その最小限の舞台から繰り出される神業のような手順。なぜ何もかもがこんなにうまくいくのだろうか。
 「実戦というリアリズムからどれほど離れて、非現実的な世界を構築することができるのか。詰将棋のおもしろさはそこにある」は第十一番の解説の中の言葉。比べるのもおこがましいが、終盤戦に強くなるために始めた詰将棋、解く方も作る方も現実の世界から離れられない自分―――。この状況、しばらくは変わりそうにないが、それでも非現実的な世界も垣間見たい。詰将棋に縁ある身として、この世界を理解出来ずに死ぬのはなかなか辛いものがあるのだ。
 「本書をじっくり味わえば10年は楽しめる」―――10年は短すぎる。現実の世界と折り合いをつけながら、なので20年、30年・・・、残り時間がどれほどあるか分からないが、目いっぱい楽しみたい。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
『盤上のファンタジア』 若島正 (河出書房新社) Untidy Bookshelves/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる